石州瓦の特徴 2021 2/23 屋根リフォームをご検討中の方へ 目次ダントツ品質!石州瓦 石州瓦って、やっぱりすごい。 ~石州瓦の品質~ 石州瓦の特徴は、何といっても、 焼成温度が高く、瓦自体が焼締まっていて、硬く強いこと!!! 3大産地(三州、石州、あわじ)の中でも最も高い焼成温度で1200℃以上。 焼締まっていて硬く強い石州瓦は、瓦の自然災害である『凍害』、『塩害』に対して非常に強い! 粘土瓦産地別の焼成温度・耐火度比較 石州瓦他産地A他産地B焼成温度1200℃以上1100~1150℃970~1100℃耐火度(杯土)SK17~19SK16~18SK16 凍害試験(JIS A5208:1996粘土瓦) 試験体を、前処理として15~25℃の水中に24時間浸漬しておきます。そして-20±3℃の冷気中に8時間以上静置した後、15~25℃の水中に6時間以上浸漬。これを1サイクルとして、試験体の異常の有無を確認します。 石州瓦業界では、このサイクルを25回繰り返し、瓦に異常がないことを確認、品質の安定向上に努めています。 厳しい条件の試験を25回繰り返し、ひび割れやはく離などの異常は認められませんでした。繰り返し試験回数25回は、石州瓦業界で取り決めた回数で、日本各地の瓦産地の中でも最も多い回数です。 塩害試験(オーストラリア/ニュージーランド規格AS/NZS4456の方法を適用) 瓦を硫酸ナトリウム水溶液中へ浸漬し、その後乾燥させる操作を1サイクルとし、これを40回繰り返す試験で、瓦の素地への影響を測定しました。写真はその影響を表したものです。 ■石州瓦殆ど塩害が見られない石州瓦の試験体 ■他産地A塩害で素地の周辺がボロボロになった他産地の瓦 ■他産地B塩害で素地の半分がボロボロになった他産地の瓦 実際に塩害の被害を受けた瓦 石州シバオのべっぴん瓦はここが違う! べっぴん瓦とは、石州シバオの瓦の総称です。屋根(瓦)は、雨、風、日照を防ぎ、家を守ることが第1の目的ではありますが、同時に家の外観(見た目)の良さを維持する部分としても重要な場所です。べっぴん瓦はきれいな屋根をつくり、大切な家をしっかりお守りします。 ①色が白い! 瓦の生命は、何といっても原材料となる土で決まります。 ここ石州水上地方の土は白く、美しく、また耐火度(耐火物が軟化変形を起こす加熱の度合いを示す尺度)が高いため、高温で焼くことができ、鉄分をほとんど含まないことから変質しにくく、石州瓦の中でも、特に優れた粘土として知られています。 ■白いシバオの瓦(石州水上瓦) ■赤褐色の他社の瓦 この素地の色の違いは、瓦の原料である粘土の中に含まれる鉄分量の多少によるものです。 鉄分が少なければ素地は白くなり、鉄分が多くあればあるほど、素地の色は赤味を帯びた褐色となっていきます。鉄分の少ない白い素地の瓦は、風化に強く、海岸部などで見られる塩害に非常に強いことが特徴です。 白く美しく、広大な粘土採取場 業界トップクラス、100ヘクタールもの美しい原土を保有していることで、長期安定した高品質の瓦が生産できます。 ②肌がキレイ 独自の水簸(すいひ)による滑らかな土造り 原料土を溶かし、0.5mm角の網を通し、原料土中の不純物を取り除くことで、キメ細かな美しい肌の瓦が生まれます。 粘土瓦を製造する為の原料土は天然素材である為、原料によっては不純物が非常に多いものもあります。この不純物を完全に除去することは、非常に困難ではあります。 シバオでは瓦の表面(肌)がより綺麗なものになることに努めて、原料土造りをしております。 ③いつまでも美しい 石州瓦の特徴の自然災害に強い、経年変化も少ない屋根材です。 防水・耐風・防災機能に特化!石州シバオの瓦! 屋根リフォームをご検討中の方へ よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! 瓦ラインナップのまとめ 陶器瓦のおススメ 4つのポイント ~快適・安心な子育て、おうち時間、セカンドライフのために~ 関連記事 屋根瓦の種類のまとめ~和瓦や洋瓦など知っておきたい瓦の基礎知識11選 2021年9月10日 家や屋根の形状に合わせた瓦選び 2020年10月4日 屋根材選びのポイント 2020年10月2日 雨漏り⁉ 瓦の葺き替え・屋根リフォーム!様々な屋根の困ったを解決! 2020年9月24日 災害で起きる屋根のトラブル 2020年9月24日 屋根リフォームをご検討中の方へ-まとめ 2020年9月24日 屋根の重量&耐震について 2020年9月23日 陶器瓦のおススメ 4つのポイント ~快適・安心な子育て、おうち時間、セカンドライフのために~ 2020年9月23日